©
Theme: 社長は会社の最重要プロフィットジェネレーターです。
売上が安定してくると、知らず知らずに社長が守りに入っていることがあります。たとえば、売上確保のために一生懸命だった設立当初は、社長自らが時代にのったサービス・商品の提供に懸命だったはずが、いつの間にか内部統制や管理で、ビジネスの本流から遠ざかっているような場合が例です。少しでも思い当たる方は、会社の財務諸表をみてください。売上が伸び悩んでいる、一定の売上があるのに儲かっていない.........このような場合、社長がコストセンターになっていることがあります。そんなに必死にならなくてもそこそこ報酬があるからという安堵感からでしょうか、今の貢献、情熱が以前より足りなくなっているのかもしれません。社員の報告だけに頼るのではなく、顧客とコミュニケーションを欠かさずに現場を絶えず把握し、同業他社の動向も把握しながらビジネス上の戦略、ビジョン、マーケティングビジョンを策定するなどなど...これらは社員に与えた仕事かもしれませんが、社長がどの社員よりも利益を生む努力をしなければ、社長は最大のコストになってしまいます。会社の最重要プロフィット・ジェネレーター、心新たな思いで会社の将来の舵取りをしてみてはいかがでしょうか。
所長 プロフィール
杉本 洋子
東京税理士会所属税理士
早稲田大学法学部卒 金澤理教授ゼミ出身（現大塚英明教授ゼミの前身）
NEC海外企業推進本部で、海外法人の予算作成、資金・事業計画シュミレーション、海外法人の設立、経営分析に従事。国内会計事務所で国内法人および資産家に対する税務会計サービスに従事。新日本アーンストアンドヤング税理士法人税務コンサルティング部マネージャー。多国籍企業のグローバルプロジェクト、税務調査サポートなど、主に国内外の国際的な大型案件を歴任。一方で、訪問監査、税務申告業務、税務コンサルティングといった多様な税務会計サービスにも従事。